気を付けたいトラブル事例パート２

親族がお亡くなりになり、葬儀が終わり、次は遺品整理の番になります。遺品整理をする時に頼れる親族が大勢いる場合はいいのですが、自分一人の場合など、遺品整理の人手が足りない時は遺品整理業者に依頼することになります。

しかし、遺品整理業者といっても様々なのが現状です。中にはトラブルを招いてしまう迷惑な遺品業者も多数いると聞きます。そのため、遺品整理業者選びには慎重に選ぶようにしなければいけません。

悪質な遺品整理業者の現状、トラブルの事例、手口などを今から紹介いたします。

追加請求やぼったくり請求

遺品整理をする機会というのはそうそうあることではありません。知り合いに聞いても経験がある方はそれほどいらっしゃらず、普通は合い見積もりを取って安い業者に依頼することになるのではないでしょうか。

ところがです。見積金額とは異なる金額を最後に請求してくる業者がいるのです。いい加減なことを言って追加請求を言って依頼者を困惑させるのです。

依頼者側としては事前に遺品を見せて、見積書を取っているのです。これでは見積もりの意味がありません。追加請求をされた時点でトラブルと考えていいでしょう。その金額は高額なことが多々あるそうです。

遺品整理業者が悪徳リフォーム業者とグルの場合

最初に低額な見積金額を提示し、遺品整理として発注させておいて、後からいい加減な理由を並べてリフォームを強引にさせるのです。いわせていただくと、遺品整理にリフォームは必要ありません。

遺品整理業者がそもそもリフォームを勧めてくるのはおかしな話です。特殊清掃が発生することは多々あります。しかしあくまでも清掃であって、リフォームは関係ありません。騙されてはいけません。

もし、故人の部屋のリフォームを検討するのであれば、普通にリフォーム業者に頼みましょう。そのほうが、金額的にもお安くなるのではないでしょうか？

遺品整理があまりにも雑な場合

あってはならないことです。個人の遺品を粗末に扱うのはご遺族にとって、とても悲しいことではないでしょうか？

また、遺品整理では大きな家具を搬出したりすることが往々にしてあります。この際に雑な作業をされては近所迷惑になってしまいます。マンションや団地に住んでいるのであればなおさらでしょう。共用部に傷をつけてしまったりしては、マンション管理組合からクレームがくることもあります。

どうしてこのようなことになるのでしょうか？それは遺品整理業者の本当の職業が廃品回収業者であったりするからです。普段不用品を取り扱う機会が多い業者は同じように遺品に対しても同じような扱いをしてしまうのです。

よく見られるのが、搬出の際に遺品をトラックに投げ入れる、その時に大きな音がしてご近所の迷惑になることです。遺品を投げ入れる行為は正当な遺品整理業者ではありえない話です。

また、ほこりをまき散らしても掃除もせずに帰ってしまうなどの行為もあるそうです。遺品整理に近所からクレームがくるのはご遺族にとって、弱り目に祟り目でとてもつらいことではないでしょうか？

資格取得業者だと身分をちらつかせて高額請求をしてくる

遺品整理業では資格は存在しますが、民間の独自の資格で国家資格はありません。そのような資格を取っているからといって何も特別なことではないのです。信用に値しません。また、地域で一番の遺品整理業者だとうたったりまた、テレビに出演実績のある業者だと適当なことを言って信用をちらつかせ、高額請求してくる業者がいるそうです。

依頼者はこの時、信用のある業者だと強く思い込んでいるため、金額に不信はわかないのです。このような悪質な遺品整理業者は増えてきているという話をよく聞きます。

まとめ

一番のトラブル回避方法は一番最初に遺品整理業者を選ぶ際、慎重に選び、悪徳業者にアクセスしないことです。また、異常に値段が安い、見積もりがいい加減な業者はまず、信頼はできません。