遺品整理に悩まれる方は年々増える傾向にあります。少子化や核家族化が進み、昔ほど親戚付き合いをしない方が増えているのも一因です。生活だけでなく働き方も、これまでの日本とは生活スタイルが異なり始めており、遺品整理が昔のようにいかないのも当然なのかもしれません。そのため、自分だけで頑張らずに業者に依頼するというスタイルも徐々に浸透しつつありますが、一方で抵抗感があるという声も聞かれます。遺品整理は一人で頑張るには辛い作業であり、助けが入ることは間違いではありません。今回は、遺品整理業者を利用するメリットについてご紹介します。

遺品整理を業者に依頼するメリット

大学進学時に実家をでて以降は親御さんだけで暮らしているなど、物理的に距離がある場合も多いですね。仕事や家庭など日常生活から離れて遺品整理しに行くとしても、交通費や時間をかけられないのではありませんか?とはいえ、これ以上放置できない事情もある。そんな時には専門の業者に依頼しましょう。整理する量にもよりますが少なければ半日かからず、どんなに多くても数日のうちに処分が完了します。もちろん、立ち会いなしでも作業はできるため、ご遺族の日常生活に影響を及ぼすことはありません。また、遺品を整理や処分するだけでなく、清掃や原状回復サービスを行っている業者もあります。長年住んでいるときれいに使っていても、ほころびが出てしまいますが、賃貸に住んでいた場合は特に気になる問題ですね。ただし、どの業者も行っているサービスではないため希望する場合は、事前に確認しましょう。ほかにも、思い出の品が多すぎて作業が進まないということもなく、予め伝えておけば本当に大切なものはしっかりと選別し手元に残るようにしてくれる点も大きなメリットですね。さらに、不用品の処分や、まだ価値のある家電などは買取を行ってくれるなど、ただ片付けるだけでなくリサイクルや処分が完了する点もいいですね。大型の家具を自治体で処分するには指定の日時に特定の場所に持っていかなければ処分できません。大量の不要品は女性や高齢者には負担が重く一日にできる作業はそう多くないといった問題も、なかなか遺品整理が進まない原因です。重たいものにも、思い出の品にも冷静に素早く対応できるのが遺品整理業者に依頼するメリットです。お困りの際は、遺品整理専門業者へ相談し、見積もりをとってみることをおすすめします。

遺品整理を業者に依頼するデメリット

いい事ずくめのように聞こえますが、やはりデメリットも存在します。遺品が雑に扱われることもあるので、高価なものや必要なものは事前に回収しておきましょう。また、ボランティアではなくサービスなので人件費や処分費用などの費用が発生することは忘れてはなりません。処分品が多ければそれだけ費用にも反映しますので、気になる場合は事前に見積を取り計画的に遺品整理をしましょう。見積もりをみて一番安い業者に依頼するという方も多いですが、あまりに安い場合は悪徳業者かもしれません。処分費をとっておいて不法投棄をするなど、残念な業者もみられるので注意が必要です。見分け方のコツとして、一般家庭の不要品を処分するための一般廃棄物収集運搬許可証や、買取を希望するなら古物商許可証といった資格を持っているのかチェックしておきましょう。

遺品整理はプロにお任せ

一番いいのは高齢になったら生前整理を行うことですが、なかなか進まないという方も多いですね。早めの解決を願うならプロに任せるのが一番の近道といえるでしょう。関東周辺で遺品整理にお悩みの方、まずはお気軽にご相談ください。